福岡市立児童心理治療施設

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コンセプト

福岡市のコンセプト

新しい児童心理治療施設の仕組みへの挑戦している職員の男女

新しい児童心理治療施設の仕組みへの挑戦

 福岡市は、国の示した『新しい社会的養育ビジョン』に基づき、社会的養護の家庭移行推進、里親等家庭的養護推進、児童養護施設の小規模化、一時保護所の縮小などに取り組んできました。家庭的環境の提供で子どもの全人的な保証をめざしていますが、社会的養育を必要とする子ども達は、深い傷つきに伴い、より専門的な回復プロセスが 必要となります。より、早い段階で子どもと関わり、更なる傷つきを子どもに負わせない、行き場のない子を創らないなどを目的とした、新しい児童心理治療施設を目指します。

福岡市立児童心理治療施設のコンセプト

設置目的『社会的養育の永続性』の担保

  1. “早期介入・早期治療” の実現 ・児童相談所と連携し、より軽度の段階での施設治療を目指しています。
  2. “短期治療”の実践 (入所治療概ね2年未満) ・基本的に、2年程度で退所できる程度の治療内容が中心になります。
  3. “単純生活ではなく、治療的生活の場”としての施設運営 ・施設で自立を目指すのではなく、早期に社会復帰するための生活治療です。