福岡市立児童心理治療施設

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児童心理治療施設とは

児童心理治療施設ってなに?

 児童心理治療施設は、児童福祉法43条の2に定められた施設です。
 家庭や学校、地域などの人間関係などにおいて、上手くいかなさや、生きづらさを抱えた 子どもが施設に入所または通所し、生活治療・心理療法・家族療法・教育治療などを行い今よりも生きやすい状態になることを目指す施設です。

誰にどう相談してよいか解らず悩んでいる子供達

 子どもの行動は、心の動きや反応によって引き起こされていると考えます。
 例えば、子どもは不安を感じた時、幼い子であれば大人にくっつき、学童期であれば周囲の大人や友人に相談し、どうすればよいか考えたり、自分の落ち着く行動を選んだりします。

 ですが、人と関わることが苦手だったり、適切に大人から関わって貰えていないとどうしてよいか解らずに自分で解決しようとして、 
怒る・暴れる・壊す・無反応になるなどの行動をとるようになってしまうことがあります。

例えば…

  1. 自分の感情や行動をコントロールすることが苦手で、嫌なことがあると暴れてしまう。
  2. 思い通りにならないと怒ってしまう。
  3. ゲームがやめられない。
  4. 人に対して怖さがあって、自分の気持ちを言葉にできずに不調をきたす。
  5. 寂しさを伝えられず、注意される行動をとってしまう

 そんな上手くいかない行動があるために、安心した生活ができない状態を、児童心理治療施設に入所・通所して『新しい環境で、新しい大人との間で、新しい方法を学び直し』をします。

児童心理治療施設で相談や解決方法が分かり、表情の明るい親子